ホテル法華クラブ
ホテル法華クラブは、今のビジネスホテルの形態を1920年から行なっていた、老舗中の老舗です。当時はまだビジネスホテルと言うより、ホテル自体が珍しい頃でしたから、いわゆる商人宿と言われるもので、相部屋が当たり前でしたが、ホテル法華クラブはその当時から狭いながらも個室を確保していたそうです。
ホテル法華クラブはその名前が示すように、法華経と関係がありますが、ホテル法華クラブの創業者が法華経の信者で、京都の駅前に法華経信者のために開店したのが始まりとされています。
ホテル法華クラブが今のビジネスホテルの様相を呈し始めたのは戦後のことですが、大坂、東京にホテル法華クラブのホテルを展開し始め、日本の高度成長と機を一にするように、発展していきましたが、今のビジネスホテルの施設の原型は、この頃ホテル法華クラブのビジネスホテルが作ったと言っても過言ではないでしょう。ユニットバスやシングルベット、複写機やファックスの設置などの規格は、ほとんどホテル法華クラブのビジネスホテルが始めたと言えます。
順調に思えたホテル法華クラブもバブルの時代に方向性を見誤り、過大な投資のために、会社更生法を申請する羽目になり、不動産でベロパーである山万の支援を受ける形で、山万参加のグループ企業となりました。その後のホテル法華クラブの業績は順調に回復して、新しいビジネスホテルをオープンし全国に15店舗を数えるまでに回復し、親会社である山万同様順調な発展を遂げています。
山万もウィシュトンインと言うビジネスホテルを営業していましたが、今ではホテル法華クラブの管理運営するところとなり、山万の運営するホテルは、山マンの開発プロジェクトのある千葉県のユーカリが丘にあるウィシュトンホテル・ユーカリだけですが、事業のすみわけを行なってバランスをとった経営体制を、グループ内で行なっています。
現在ホテル法華クラブのビジネスホテルの宿泊予約は、インターネットのWEBサイトからできて、秋質の確認もできるため、忙しいビジネスマンからは好評ですが、更にホテル法華クラブの会員になると、シティカード併用の会員カードが発行され、会員特典として宿泊料金の15%の割引が効くようになっています。ただしインと名前がつくホテルに関しては500円割引となります。またインターネットばかりでなく携帯サイトも用意されていて、携帯電話からも空き質の確認や宿泊予約が出来ます。こうした地道で実質本位な経営姿勢は、創業当時と変わらないものと言えるでしょう。